[メイン] 仮置キン : x5 3d6 #1 (3D6) > 10[2,6,2] > 10 #2 (3D6) > 13[3,6,4] > 13 #3 (3D6) > 11[3,4,4] > 11 #4 (3D6) > 10[4,4,2] > 10 #5 (3D6) > 10[4,2,4] > 10
[メイン] GM : 準備を教えろ
[メイン] メロー : 教えるぜー
[メイン] GM : では出航だァ~~~~
[メイン] メロー : 出航だァ〜〜〜!
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 探索者はいつも通りの日常を過ごしている。
[メイン] GM : 何してる?
[メイン] GM : 少し怪し気な雑誌を読んでいるメローだが、雑誌の間に一つの事件の項目を見つける。
[メイン] GM : それは、空から人が落ちてくる、という奇妙な事件だ。
[メイン]
GM :
アニメのように、あるいは漫画のように助かることなんてない、無残に残酷に、無慈悲にも、地面に強く叩きつけられ、死ぬ。
助けようとした人もいた、気づかずにぶつかってしまう人もいた、そしてその人たちも死んだ。
遥か上空から落ちてくる人を助けようとして、ぶつかってしまって、助かるはずがない。
そして落ちてくる対象もバラバラ、大人老人、男女、金持ち貧乏人、無差別に空から落ちてくる。
周りに建物はない、あったとしてもそこから飛び降りた痕跡も、その人が飛び降りるような理由もない。
[メイン]
GM :
そんな奇妙な事件が起きているのは、まさに今あなたが住む町で、6日前から毎日起きているらしい。(今日はまだ起きていない、一日一件起きている)
死亡者自体は5人とそこまで多くはないがもしかしたら次は自分の番かもしれない、その恐怖がその町を徐々に侵食している。
[メイン] メロー : 「ん……いやマジか?」
[メイン] メロー : 空から人が落ちてくると言うのは、様々な神話などに残されてはいる……が
[メイン]
メロー :
それが現代にも蘇って、それも自分が今滞在してる土地であるとは
驚嘆というか、なんというか
[メイン]
メロー :
街の雰囲気も徐々に悪くなってるっつーのは、居心地も悪いってヤツ
何より自分が巻き込まれるかもしれないというアレコレもある。
更に付け加えるのならば、こう言ったのが日常とかになりだすと人間保たねえ。
[メイン] メロー : で、今日は起きてないと。
[メイン] メロー : もしかして自分が対象だと思うと、背筋が凍るようなものもあるが……
[メイン]
メロー :
そんな何十万分の一より今日の飯。
[メイン] メロー : 今日とついでに明日の買い出しにでも出かけようと、玄関を出る
[メイン] GM : 聞き耳振っていいよ
[メイン] メロー : ccb<=90 聞き耳 (1D100<=90) > 2 > 決定的成功/スペシャル
[メイン] GM : 外ですが、真上から何かが落下してくるような音が聞こえます
[メイン]
メロー :
「……あ、ン?」
音が聞こえた真上を向く、その少しばかり人より発達している知覚は
その音を確かに捉えて、ある種の最悪を予感させる
雑誌を見ていた時のアレが、まさか…?
[メイン] GM : 誰かと目があった。
[メイン] GM : 次の瞬間、何かが落ちた音がした、何かが潰れる音がした、目の前に、何かがが落ちてきた。
[メイン]
GM :
メローの足元には、人だったものがあった。
遥か上空から地面にたたきつけられたその体はぺしゃんこに潰れ、血と臓物をまき散らし、もはや人の原型すら保っていない。
[メイン]
GM :
しかしそれは、ゆっくりと動き出す、死んだはずのそれは死んでいるはずのそれは、ゆっくりとその手を持ち上げあなたを指さしこう言った。
非常に聞き取りにくいものだったが、あなたはその内容を明確に聞き取ることができた。
[メイン] GM : 「間違えた、こんなはずではなかった」
[メイン] GM : 「次は、お前だ」
[メイン] GM : その後、それは動かなくなった。
[メイン] メロー : 「…っは」
[メイン]
メロー :
ぞわりと、背筋に悍しいまでの悪寒を感じ
震えた悦が丁度半々くらいの声が放たれる
小さい指先が震えているように見えるのは、寒さからではないだろうが。
[メイン] メロー : ccb<=50 SANc (1D100<=50) > 24 > 成功
[メイン]
メロー :
「上等だっての、わたしはお前とは違う」
落ちて潰れた者に数度合掌をし、吐き捨てて
[メイン]
メロー :
「こう言うのは突き詰めてナンボだっての」
自信を交えたその声は、誰にも聞こえないだろう。
[メイン] メロー : そのまま、買い足しに行く足を回れ右
[メイン]
メロー :
まずは足りない何かしらの情報を調べるためにも、文明の利器ってモノを多用させてもらうとするか…!
[メイン] メロー :
[メイン]
メロー :
と言うわけでネットカフェに。
パソコンなんてものはこの身なり。ボロコートを羽織っている少女が持っているわけでもなく、スマートフォンなんてものは今買い換え中だ。
個室を一つ安い料金で3時間分くらい借りて、パソコンを立ち上げる
[メイン] メロー : ccb<=90 コンピューター (1D100<=90) > 36 > 成功
[メイン]
GM :
事件についての情報はある程度ネットにも広まっている
被害者の状況についても同様だ
[メイン]
GM :
死因は落下による衝撃のみで、それ以外の外傷は見られなかったようだ。
拘束や争いの跡もない。突然上空に移動させられて落下死したとしか思えない不自然な状態らしい。
[メイン] メロー : 事件解決してやる、と意気込んだが
[メイン]
メロー :
……これ、明らかに人災とかじゃねえよな?
どうみても自然災害とかそんなんじゃねえか、どうなってやがる
[メイン] メロー : 不自然が不自然を呼んでいる状態に辟易とし、ため息を吐いて
[メイン] メロー : 「んじゃ二の矢だ。ここまでの事件ならSNSとかも盛り上がってんだろ」
[メイン] メロー : 陰謀論とか渦巻いてそーだけどな。
[メイン] メロー : ccb<=90 コンピューター (1D100<=90) > 94 > 失敗
[メイン]
GM :
これは神の選別なのだ、選ばれたもののみが神のみもとにいけるのだ!という噂がSNSで広まっているのを見つけます
なおこの書き込みをした人は神の生まれ変わりを自称しているらしいです
[メイン] メロー : やべーガチのやつじゃん。
[メイン] メロー : まあカルトとかの発端になるよな。こんな事件
[メイン] メロー : そう言う情報は大体カット。どうせ役に立たないと隅に置いて
[メイン]
メロー :
しばらく調べ続けて、似た様なカルトっぽい情報を数件得た程度の成果が続く。
あまり賢い方ではないが、こうもめぼしいものが無ければインターネットは役に立たないだろう
[メイン] メロー : 調べる方法がわからないとも言う。
[メイン] メロー :
[メイン] メロー : と言うわけで、帰宅する最中
[メイン]
メロー :
耳を研ぎ澄ませて、盗み聞きと洒落込もう。
『わからない』なら『わかりそうな』話をしているやつから聞けばいい
[メイン] メロー : ccb<=90 ききみみー (1D100<=90) > 58 > 成功
[メイン] GM : 二人の若者が何か話しているのを聞き取ります。
[メイン] GM : 「聞いたか?XX高のあいつ」「ああ、今日例の事件で……」「あいつのツイート、ガチなのかなあ」「そんなわけねーだろ」「次はお前かも知れねえぞ」「やめろって!」
[メイン] GM : 二人の笑い声が遠ざかっていきます。
[メイン] メロー : 「……なるほどね」
[メイン] メロー : 「高校生……例の事件……」
[メイン] メロー : 「……そーいや、落ちていた奴も高校生くらいだったな」
[メイン]
メロー :
「無関係ってわけじゃあねえなァ」
ポケットから飴を取り出して、口に入れた後
そのまま噛み砕きながら呟いて
[メイン]
メロー :
「……とは言え、どーすっかなぁ」
八方塞がりなような気がして、4時間くらい前の記憶から遡ることにして
一つ思い出す
[メイン]
メロー :
『次はお前だ』、と言う言葉に
先程の会話の一端
[メイン]
メロー :
直感が警鐘を鳴らす。
もしかすると……いや、確率としてはもっと高い
次は自分の番なのではないかと本格的に感じて、これはマズイと
[メイン] メロー : 「つっても」
[メイン] メロー : 「どうしようもねーだろ、こんなの」
[メイン]
メロー :
考えてわからないのならば、一旦整理するべきだ。
そのまま家に帰るために、足を動かす
[メイン] メロー : ……整理する時間があるか、さっぱりなんだけどよ。
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : あなたは空の上にいた。
[メイン]
GM :
周りに見えるのは青い空に白い雲、眼下に見えるのは自分が住んでいる町。
探索者は、遥か上空、空の上にいた。
[メイン]
GM :
しかしそこから落ちることはない、なぜなら透明な床の上に、空の上に立っていたからだ。
だが、もしここから落ちてしまえば、昨日のあの男の末路を辿ることになるのは、想像に難くないだろう。
[メイン] メロー : ccb<=50 SANc (1D100<=50) > 36 > 成功
[メイン] メロー : 「……っ!」
[メイン]
メロー :
多分生まれて初めてだろうか、こんな空の上に立つなんて事は。
と言うか初めてであってほしい。
[メイン] メロー : 下を覗けば、街が見える。
[メイン]
メロー :
「……死にたくは、無いなぁ」
辺りに誰もいなさそうなことを感じて、顔をキョロキョロと動かして辺りを確認し
少し言葉を溢した後に
[メイン] メロー : 「そのままそうだと決まったわけじゃ、ねーけど……な」
[メイン]
GM :
周りを良く見てみると、さらに上に上る透明な階段が延びていた。
階段は数えると99段あり、100段目は雲の中にある。空は雲で覆われており、太陽は見えない。
また、探索者はどこか自分の存在が不確かなものであるかのような、ふわふわとした何とも言い難い奇妙な感覚がある。
[メイン] メロー : 「……で、お誂え向きの階段まであるな」
[メイン] メロー : ccb<=90 聞き耳 (1D100<=90) > 85 > 成功
[メイン]
GM :
風の音が聞こえない。そして風すらない。
普通、このレベルの上空なら立っていられないほどの強風が吹き続けているはずだ。
[メイン]
メロー :
そうして、階段に向かおうとした矢先
そもそもこのような高所にいるのならば、聞こえるものも聞こえないというか…聴覚が先にダメになるだろうと感じて
[メイン]
メロー :
少し耳を澄ませる、いや
耳を澄ませることができたと言った方が正しいのだろう、風の音すら聞こえなかった事が理解できた
[メイン]
メロー :
そして、今度こそ階段の一歩目を踏み出そうとして
字のようなものが見えたのもあり、先にそちらに視線を移す
[メイン]
GM :
「その階段を登りきれば
そこから飛び降りたら 」
一部は掠れて読めない。
[メイン] メロー : 正直下の景色が見えるのは怖い。
[メイン]
メロー :
そのまま、掠れた字を読もうとして目を細める
もちろん字を読みたいのもあったのだが
[メイン] メロー : ccb<=90 目星 (1D100<=90) > 2 > 決定的成功/スペシャル
[メイン] GM : 下の街には車が走っておらず、町に人がいないことが分かる。まるで世界が止まってしまったかのような印象を受ける。
[メイン] メロー : 街を見下ろしてみたいと思って見ていると……
[メイン] メロー : 「あー?」
[メイン] メロー : 「いねえな、人が」
[メイン]
メロー :
本来街を上から見たのであれば、人の通りなどが少しでもなければおかしいはずだ
それなのに何故……
[メイン]
メロー :
と、思案したところでわからないものはわからない。
階段を先にと進んでいく
[メイン] GM : 階段を上るごとに、下の町は見えずらくなっていき、上の町ははっきりと見えるようになっていく。
[メイン] GM : 少し進むと、階段の20段目には文字が刻まれていた。
[メイン] メロー : それに気がつき、再び目を細めて読み上げる
[メイン]
GM :
「表があるから裏があり、裏があるから表がある
光があるから闇があり、闇があるから光がある」
[メイン] メロー : ?????
[メイン]
メロー :
ヤクでもキめてこの階段に何か書き上げたのか?
とすら思いたくなるような言葉がそこにはあった
[メイン] メロー : 「んー、まあ…」
[メイン] メロー : 断定はできないだろう。
[メイン] メロー : そのまま先にと再び歩き出す
[メイン] GM : 階段を上に上がっていくに連れて、自分の存在が確かなものになっていくような感覚を覚える。
[メイン] GM : 更に進むと、階段の40段目には文字が刻まれていた。
[メイン] メロー : 何とも言えない感覚が、徐々に固まっているのを感じながら
[メイン] メロー : その文字を見る
[メイン]
GM :
「救いを求めるなら上れ
絶望を望むなら落ちろ」
[メイン] メロー : 「……」
[メイン] メロー : 「救い、ねえ」
[メイン] メロー : 何かを咀嚼するようにそれを呟いて
[メイン] メロー : 更に上へと進む
[メイン] GM : 半分以上進んだ。
[メイン] GM : 階段の60段目には文字が刻まれていた。
[メイン]
GM :
「何かを望む世界には救いが待っている
何でも叶う世界には絶望が待っている」
[メイン] メロー : チラッと視線を落としてそれを読み、更に更にと上に向かう
[メイン] メロー : 「……」
[メイン] メロー : 「何でも叶うってーのに、絶望なんてな」
[メイン] メロー : 「ま、なんでも叶い過ぎると退屈過ぎて絶望したくなるってのもあるか?」
[メイン] メロー : 鼻で笑って、そのまま先へ
[メイン] GM : もう頭上の雲がはっきり見える。
[メイン] GM : 階段の80段目には文字が刻まれていた。
[メイン]
GM :
「汝、解放による救いを望むか
汝、苦しみ続ける絶望を望むか」
[メイン] メロー : 「……いよいよ隠さなくなってきたな、おまえ」
[メイン] メロー : 上の方を見て、そのまま歩く
[メイン] メロー : ccb<=90 めぼし (1D100<=90) > 89 > 成功
[メイン] GM : 上の雲の隙間から、自分が住んでいる町が見える、車が走り回り、人が生活している。世界が動いているという印象を受ける。
[メイン] メロー : 「……」
[メイン] メロー : 「下の方は何も無く」
[メイン] メロー : 「上の方には人がいる、と」
[メイン] メロー : 見た情報を整理して、階段を更に上がる
[メイン] GM : もうふわふわした感覚はほとんどない。
[メイン]
GM :
99段目に文字が刻まれている。
最後の100段目が、すぐ傍の雲の中で待っているだろう。
[メイン] メロー : 最後の文字を確認する
[メイン]
GM :
「さあ、〇に落ちろ」
一部は掠れて読めない。
[メイン] メロー : 「……◯、か」
[メイン] メロー : 意味深に残された空欄を見て
[メイン] メロー : 「地か……空か」
[メイン] メロー : 「生か……死か」
[メイン]
メロー :
ここに根拠はない、つまりこの2択を外してしまえば『間違えた』
となる
[メイン]
メロー :
……ミスったらそこで終わり、ってのは
[メイン]
メロー :
「怖いな……」
困ったように、疲れたように笑みを浮かべて
[メイン] メロー : 「……だから、さ」
[メイン] メロー : どっちも死ぬかもしれない、と思った上で
[メイン] メロー : 最後に後悔しない方を選ぼうぜ
[メイン] メロー : ここで仮に死んでしまったとして
[メイン] メロー : 私が憧れるあの人が、どっちを好ましく思ってくれるかを考えるなら
[メイン] メロー : 仮初の希望に向かうより、仮初の絶望の方に向かった方が
[メイン] メロー : 蛮勇さってのは出てくるだろ。
[メイン]
メロー :
そのまま、階段を
───飛び降りて
[メイン] メロー : 一世一代の華を咲かせてやろうじゃないか!
[メイン] GM : あなたはその階段から身を投げた
[メイン] GM : ゆっくりと落ちていく体は重力に引かれ、次第に速度を増していく
[メイン] GM : 止まらない、止まることのない体は着実に地面に近づいていく
[メイン]
GM :
もう後戻りは出来ない
[メイン] GM : 何も起きない、ただただ体が落ちていく
[メイン] GM : もう地面は目の前だ
[メイン] メロー : ───……
[メイン] メロー : なんかさ、派手に暴れて死ぬとかはカッコいいけど。
[メイン] メロー : こうやって何とも言えない死に方するかもしれないってのは
[メイン] メロー : やっぱり、ちょっとこわいな
[メイン]
メロー :
にやりと口元だけは笑ったまま、終わったとしても笑顔で終わってやろうと
落ちて────
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 落ち切った。
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
メロー :
目を覚まして、周りを確認し
生きてしまったことを認識した上で真っ先に思ったこととしては
[メイン]
メロー :
小っ恥ずかしいこの一連の記憶と感情だけ、まとめて空に消えていかねーかな
[メイン] メロー : なんてことだったとさ。
[メイン] メロー :
[メイン] メロー :
[メイン]
GM :
後日、街を騒がせた怪事件はパッタリ起きなくなった。
事件は解決されないままだったが、もう起きないし誰も原因が分からないのでそのまま風化していった。
その切っかけもまことしやかに囁かれたが、本当のことは誰も分からない。
[メイン]
GM :
事件の最後の日、空の上に髪の長い少女の影が見えたなんて噂もあるが……
渦巻く陰謀論やカルトの一端として、やはりその内忘れられることになるだろう。
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 宴だァ~~~!
[メイン] メロー : 宴だァ〜〜〜!!